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本島 健次
溶媒抽出化学の研究, 29 Pages, 1970/03
-メチルオキシンによるバナジウムの抽出光度定量:アスコルビン酸を添加してバナジウムを還元したのち,-メチルオキシンを加え,pHを3.77.0に調節,生ずるバナジウム錯体をクロロホルムで抽出,885mで吸光度を測定する。本法はアルミニウムの妨害をうけず。高感度である。
本島 健次; 橋谷 博; 吉田 秀世*
分析化学, 11(6), p.659 - 663, 1962/00
ジルコニウムおよびハフニウムのオキシン抽出光度法を確立した。両者のオキシン錯塩はともにpH4。5~11.3からクロロホルムで定量的に抽出され、極大吸収波長は385mにあり、3~60gのジルコニウム、6~120gのハフニウムを定量できる。種々の陰イオンの影響を検討したが、両者の抽出性に大きな差異をもたらすようなものはなく、全く同し挙動を示した。本法をウラン中の微量ジルコニウムの定量に応用し、満足すべき結果を得た。ウランは酢酸で、アルミニウムはフッ素イオンでマスクし、pH4.8~5.3から抽出を行ない、抽出液は炭酸塩-シアン塩溶液で洗浄する。385および470mの両波長で吸光度を測定することにより、ジルコニウムとともに鉄をも同時に定量することができる。
本島 健次; 橋谷 博
分析化学, 9, p.151 - 161, 1960/00
オキシンによる微量の金属の抽出光度定量法については多数の報告があり、また近年8-ヒドロキシキナルジンを用いる同様な抽出光度定量法が開拓されている。この定量法は多くの金属に適用できる利点をもっているが、逆に選択肢に乏しいという点もあり、各金属の相互の影響あるいは分離などに関連してまずその基礎的な検討が必要である。著者らは一定の方法により20種の金属について主として吸収極大波長、抽出pH、gあたりの吸光度および定量範囲についての基本的な検討をおこない、オキシンについては18種類,8-ヒドロキシキナルジンについては12種類の金属の定量可能な条件を見出した。このうちいくつかについてはすでに報告したが、未発表のものについて述べる。なおタリウムについてはその分離、定量法まで詳細に検討した。これらの基礎的な検討結果は、これら試薬を用いて抽出光度定量法をおこなう際に、少なからず参考になるものと考える。